上智大学様導入事例

部署を越えた人脈の共有で新たなつながりを創出

卒業生や企業との接点を集約して
大学の共有資産として活用

上智大学様
左から、学事局 Sophia Future Design Platform 推進室 事務長 (プロフェッショナル・スタディーズ事務局長) 川瀬 崇 様、学生局 キャリアセンター チームリーダー 中川 孝之 様

上智大学は「他者のために、他者とともに(For Others, With Others)」を教育精神に掲げ、1913年の開学以来、多くの人材を輩出してきました。激動する現代のグローバル社会において、人と人との交わりを大切にし、持続可能な未来のために奉仕する人の育成に尽力し続けています。

上智大学
業種
教育、学習支援業
Webサイト
https://www.sophia.ac.jp/
所在地
東京都千代田区
ライセンス
スタートパック

導入経緯 卒業生や企業と関わる部署での
人脈の共有や引き継ぎが課題に

本学では、卒業生向けのアンケートやOB・OG訪問の依頼など、卒業生に協力を仰ぐ機会が多くあります。そのため、卒業生の所属と連絡先は大学にとって貴重な情報ですが、大学が把握しているのは卒業時点の情報であり、時間が経てば異動や転職で変わってしまいます。だからこそ、卒業生と連絡を取る機会が多い部署同士で連携し、最新の情報を共有していく必要性を感じていました。

また、キャリアセンターなどの部署では企業の採用担当者との接点も管理していく必要があります。しかし、当時は名刺を紙のまま個人でファイリングしていたため、異動時の引き継ぎに課題を感じることも。こうした背景に加えて、多様なステークホルダーとの関係性強化を目指す大学としての方針もあり、卒業生や企業との接点を管理し、部署間で情報共有していくことを目的に「SKYPCE」を導入しました。

導入効果01 他部署が持つ卒業生との接点を
大企業へのアプローチの足がかりに

現在は、主に就職支援を行う「キャリアセンター」、社会人や高校生向けの教養講座を管轄する「SFDP推進室※1」、寄付募集などを担う「ソフィア連携室」という3部署で「SKYPCE」を活用しています。複数の部署に導入したことで、各部署が持つ人脈を共有するためのプラットフォームとして活用できるようになりました。

例えばSFDP推進室では、ビジネスパーソン向けの講座※2を受講してもらうべく、数多くの企業にアプローチしています。しかし、メイン顧客となる大企業では、代表窓口から人材育成部門に橋渡ししてもらおうとすると、時間がかかってしまい即効性に欠ける部分もあります。そこで、キャリアセンターが持つ卒業生の名刺を確認したところ「○○社の要職で活躍中」というメモが入力されているのを発見。その卒業生を窓口にして本学の講座をご紹介し、同社の参画につなげることができました。

このように、担当者への直接のコンタクトが難しい大企業であっても、他部署がすでに接点を持っている人脈を活用することで、スムーズにアプローチできるようになりました。

※1 Sophia Future Design Platform推進室(https://www.sfdp.jp/)
※2 上智大学プロフェッショナル・スタディーズ(https://www.sophia-professionalstudies.jp/)

導入効果02 部署間で共通したタグの付与により
メール送付先の絞り込みを効率化

「SKYPCE」の導入により、業務効率化にも一定の効果がありました。例えば、卒業生と連絡を取る際には、直接会わずにメールだけでやりとりが完結する場合もあります。「SKYPCE」ではメール署名欄の情報も名刺情報として手軽に登録できるので、取りこぼしなく情報を収集できて便利です。

また、蓄積した卒業生の名刺には、部署間で共通したルールとして「卒業生」というタグを付与しています。これにより、卒業生への一斉メールを送付する際に、タグから宛先を絞り込んで活用することができるようになりました。さらに、名刺情報に任意で入力できるメモ欄には、卒業年度や学部名を登録するようにしています。

一方、企業の採用窓口との接点は、外部の就職支援サービスと「SKYPCE」の2つで管理しています。企業の担当者と面談して聞いた求人情報は就職支援サービスに登録し、採用担当者の情報は「SKYPCE」で管理するなど、「企業ごと」「人物ごと」というすみ分けで情報を整理できるようになりました。

ユーザーであり販売店として地域に寄り添った提案活動を強化

展望 学内での横展開も視野に
人脈の集約と共有を進めていきたい

現在は学外との接点が多い部署で「SKYPCE」を利用していますが、これを他部署にも拡大し、学内で横展開していくのが長期的な理想です。各部署が持っている人脈を「SKYPCE」に集約し、大学全体のネットワーク資産として活用できるようになれば、大学が行うさまざまな施策の効果を一層高められると考えています。

特に学生へのキャリア支援の充実には、OB・OG訪問など卒業生の協力が不可欠です。転職が活発な現代において、卒業生の所属に関する最新情報を常に把握しておくことは容易ではありません。だからこそ、各部署が連携して情報をアップデートしていく必要があり、その土台として「SKYPCE」を活用していきたいと考えています。

2026年7月取材

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