その他の導入事例
非営業部門の名刺を起点にした案件の発掘も
Nolook商事株式会社は、アパレルや雑貨の企画から製造・販売、トレーディング事業を担う総合商社です。世の中の困難な課題に果敢に挑み、世界中を駆け回ってスピーディーに商材を調達します。そして、常に市場に根差し、変化を肌で感じ、時代のトレンドや消費者のマインドをとらえた事業を展開していきます。
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当社では名刺を個人管理していましたが、会社の成長とともに2つの課題が浮き彫りになってきました。一つは紛失や、転職先への持ち出しなどのセキュリティ上の懸念です。そしてもう一つが、情報共有が進まないこと。潜在顧客の情報が埋もれてしまい、ビジネスチャンスを逃している可能性がありました。
そこで、名刺情報を安全に管理し、かつ営業活動の生産性を向上する方法を検討した結果、名刺管理ツールで一元管理し、共有するのが最も効果的だという結論に。誰もが簡単に使いこなせることを重視して、複数の製品を比較検討しました。
その結果、UIのわかりやすさが決め手になり、「SKYPCE」の導入を決定。Sky株式会社の営業担当者の親身な対応も、継続してツールを使い続ける上での安心感につながると考えました。
導入後は、まず「SKYPCE」の活用を定着させることに注力しました。そのために、「受け取った名刺は3営業日以内に登録する」「登録した名刺はシュレッダーで破棄する」という簡単なルールを策定。そして、月に一度、名刺の取り込み状況をチェックし、取り込み枚数が極端に少ない従業員に対しては、状況を確認してフォローすることにしました。
特に名刺交換の機会が多い営業部員の間では、導入後1~2週間で名刺の取り込みが習慣化。業務効率の面でも、ファイルから名刺を探すよりも、「SKYPCE」で検索するほうが速いと実感できたことが、活用を促進させたのだと思います。
当社は全社員にライセンスを付与しているので、総務課など管理部門のメンバーも、受け取った名刺を「SKYPCE」に登録します。まだ導入から半年程度ですが、営業部以外の部署で登録された名刺から、すでに10件以上の案件を発掘できました。今まで当社がターゲットとしていなかった業種から案件を創出できたケースもあり、ビジネスの幅が広がっていることを実感しています。
「企業データベース」も、営業ターゲットリストとして活用しています。以前はアプローチ先を検討する際、インターネットで検索して一件ずつ企業情報を調べる必要がありましたが、「企業データベース」を活用すれば、必要な情報が一覧できます。特に、当社の事業の一つであるノベルティの制作においては、企業の周年記念はビジネスチャンスにつながりやすいので、「設立年月」で企業情報を検索することで、効率的なアプローチが可能になりました。
個々人が表計算ソフトウェアで管理していた案件の進捗状況も、「SKYPCE」の「活動記録」への入力に移行。これにより、案件の進捗状況の可視化・共有が可能になっただけでなく、その情報が名刺情報にひもづくようになったことで、「SKYPCE」一つで、顧客情報から案件の進捗状況までを把握できるようになりました。「活動記録」を見れば、直近で商談を行った担当者もわかるので、同一顧客に対し、短期間のうちに複数人からアプローチをするといった営業バッティングの防止にも役立っています。
「SKYPCE」を導入した当初は、名刺情報を適切に管理することに主眼を置いていましたが、営業支援ツールとしての活用がここまで進んだことは、思わぬ収穫でした。ツール一つを導入するにもコストがかかります。特に当社のような中小企業の場合は、一つのツールを余すところなく活用し、費用対効果を最大限に得ることが重要です。それは使う側の運用次第だと考えているので、全社員が営業部と同じレベルまで「SKYPCE」を使いこなせるよう、習熟度を上げていくことが当面の目標です。
さらなる営業力向上を目指し、情報発信の強化にも力を入れていく予定です。近いうちに、「一斉メール配信」機能を活用して新サービスの案内を実施してみたいと考えています。
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