銚子インターネット株式会社導入事例

信頼性の高い企業データベースの情報を活用

訪問前の情報収集に加え
問い合わせへの対応も効率化

銚子インターネット株式会社様
左から、専務取締役 ISP事業本部長 𡈽手 祐典 様、ISP事業本部 システム部 ITコンサルティングエンジニア 滝 雄太郎 様

銚子インターネット株式会社は、インターネット接続サービスをはじめ、クラウドサービス、業務用PCの販売、企業向けサーバーおよびネットワークの構築・運用、ならびにWebサイトの制作・管理など、ITに関する多彩なサービスをワンストップで提供しています。地域に根ざした迅速かつ柔軟な対応を強みとし、お客様のニーズに即した最適なソリューションをご提案いたします。

銚子インターネット株式会社
業種
その他、サービス業
Webサイト
https://www.choshinet.or.jp/
所在地
千葉県銚子市
ライセンス
スタートパック

導入経緯 自社のポリシーに即した運用が
実現できるツールを選択

当社が名刺管理ツールを導入したのは約10年前。業務で得た名刺は、お客様から“お預かりした情報である”という考えの下、安全に管理することと、ペーパーレス化の推進が目的で導入しました。当時はオンプレミス版の名刺管理ツールを採用しましたが、Windows 10のサポート終了が迫るなか、当該ツールがWindows 11に非対応であったため、入れ替えを行うことにしました。

自社に合うサービスを見極めるため、比較検討を行うチームを結成。「登録した名刺情報が第三者へ提供される恐れはないか」「解約時などに登録したデータが返却されるか」を重視し、利用規約を読み込みました。そのほか、トータルの名刺登録枚数によってランニングコストが変動することがない点、全社員に支給しているスマートフォンとiPadから使いやすいUIであることも重視しました。

要件を満たしていた「SKYPCE」を社内で検証。2週間の試用の結果、全社一致で導入が決まりました。

導入効果01 名刺情報の可視化・共有によって コミュニケーションが活性化

入れ替えに当たり移行した名刺データは約2,500枚でした。以前のツールで管理していた名刺は、Sky社に画像データを渡し、移行用のデータを作成してもらいました。紙で保管していた一部の名刺はスキャナーで取り込みを実施。導入後、1週間弱で実運用までたどり着けました。

「SKYPCE」では名刺の閲覧権限を設定できますが、社長を含む全員が一般ユーザー権限で利用しています。社員が訪問した取引先に社長や経営層が伺うこともあれば、その逆もあるからです。当社は全社員が1フロアで顔を合わせて業務をしているので、「SKYPCE」で訪問先の名刺を確認し、名刺所有者に声を掛けることで、訪問前の情報収集がかないます。

中小企業の場合、「直接顔を合わせるから名刺管理ツールは不要だ」という声も伺います。当社も同じ環境ですが、同じオフィスで顔を合わせるからこそ、「SKYPCE」で可視化・共有された名刺情報が会話のきっかけになることを実感しています。

導入効果02 「企業データベース」で
必要な情報を1画面で確認

当社は、銚子市周辺の「東総」と呼ばれる地区の中小企業において、いわば外付けIT部門のような役割を担っています。そのため、お客様からシステムの導入に関する問い合わせを受けることが多く、企業情報を調査して情報提供をしたり、場合によっては別製品を提案したりすることもあります。

以前は、インターネットで検索して情報を調べており、さまざまなWebサイトを横断して確認しなければなりませんでした。「SKYPCE」なら、東京商工リサーチや東洋経済新報社の提供するデータベースを直接確認できます。必要な情報が1画面にまとまっているので、情報収集の精度とスピードが上がりました。

これらデータベースは、新規でお客様を訪問するときの情報収集にも活用しています。まずは「SKYPCE」で名刺情報を検索し、社内にすでに接点があるかどうかを確認。データベースの情報から、訪問先の強みやニーズを事前に分析できるので、初回訪問時の基本的なヒアリングにかかる時間が短縮され、すぐに具体的な提案を行えるようになりました。

信頼性の高い情報を効率的に収集できる「企業データベース」
信頼性の高い情報を効率的に収集できる「企業データベース」
  • 画面はイメージです。

展望 名刺情報の活用の幅を広げ
単なる名刺管理から“営業名刺管理”へ

以前のツールはOCRの精度がいまひとつで、名刺登録後に手作業で修正する手間がかかっていました。「SKYPCE」は、OCRの精度が高いことに加えて人の目でチェックが入るため、導入から約1年が経過した今も入力ミスは一度も見たことがありません。

当社ではkintoneの業務アプリで案件情報や顧客情報を管理しているので、今後は「SKYPCE」のデータを連携し、名刺情報をさらに営業活動に活用していきたいと考えています。

また、お客様の趣味や食事の好みなどの情報を蓄積していくことも検討中です。このようなパーソナルな情報は個人にひもづいている方が確認しやすいので、「SKYPCE」の「メモ」を活用し、名刺情報と併せて確認できる運用を想定しています。

2025年7月取材

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