クラウド電話帳「SKYCEB」の「着信時の敬称設定機能」について、開発背景と仕組みを解説。電話帳の種別ごとに敬称を設定でき、端末とアプリ内部のデータを一貫して更新することで正しい敬称表示を実現します。
1. はじめに
当社が提供するクラウド電話帳「SKYCEB」には、電話帳に登録された相手の名前に、あらかじめ設定した「敬称」を自動で付け加えることができる「着信時の敬称設定機能」があります。
着信時に表示される相手の名前に、「様」「さん」といった敬称を自動的に付けて表示できるこの機能について、今回はその開発の背景と、実現している仕組みについてご紹介します。
2. なぜ着信時の敬称設定機能が必要なのか
この機能が生まれた背景には「着信時の画面に表示される相手の名前が、敬称のない呼び捨ての形で表示されてしまい、失礼な印象を与えてしまう」というお声があり、取引先やお客様からの着信であっても、電話帳に登録された名前がそのまま画面に表示される仕組みでは、意図せず失礼な見え方になってしまうことがありました。
そこでSKYCEBでは、あらかじめ敬称を設定しておくことで、そうした心配なく、常に丁寧な表示で着信に対応できる仕組みを用意しました。
さらにSKYCEBでは、組織内電話帳・個人電話帳・SKYPCE電話帳という電話帳の種別ごとに、それぞれ別の敬称を設定できます。
たとえば「社内の相手には敬称なし」「個人の連絡先には『さん』」「SKYPCE連絡先には『様』」というように使い分けることで、相手との関係性に応じた適切な呼び方を、着信のたびに意識せず自然に実現できます。
3. 着信時の敬称設定機能の仕組み
着信時の敬称設定画面で組織内・個人・SKYPCEそれぞれの敬称を入力し、「適用」ボタンを押すと、アプリは設定した敬称を反映するために2つのデータを同時に更新します。
- 端末の電話帳(連絡先アプリ)に登録されている名前を、電話帳の種別ごとに設定された敬称を付けて書き換える
- アプリが内部で保持している電話帳データ(着信時に発信元の電話番号と照合し、名前を表示するためのデータ)も、同じ敬称で更新する
着信時にお相手の名前を表示する仕組みには、端末の連絡先を参照する場合と、アプリ内部のデータを参照する場合の両方があります。
着信時の敬称設定機能では、この両方のデータへ一貫して同じ敬称を反映することで、どちらの仕組みで着信が処理された場合でも、正しい敬称付きの名前が表示されるようにしています。
4. 終わりに
本記事では、SKYCEBの「着信時の敬称設定機能」が生まれた背景と、その裏側の仕組みについてご紹介しました。
SKYPCEおよびSKYCEBの開発チームでは、今回ご紹介したような技術を適切に活用し、お客様が便利で安心してサービスをご利用いただけるよう、日々開発に取り組んでおります。
これからも、お客様のご要望に1つでも多くお応えできるよう精進してまいりますので、どうぞSKYPCEならびにSKYCEBをよろしくお願いいたします。
